ファクタリングFactoring

2024.06.19

完全オンラインのファクタリングを利用するメリットとデメリット

「完全オンラインファクタリングって何?」
「対面式とどっちがおすすめなの?」

ファクタリングを利用する企業が増えたことで、増加傾向にあるのがオンラインファクタリングです。中でも申し込みから契約まですべてオンラインで完結できる完全オンラインファクタリングは使用するメリットも大きく、注目を集める契約方法です。

そんな完全オンラインファクタリングを利用するメリットやデメリットに関して解説していきましょう。

完全オンラインファクタリングを利用するメリット

申し込みから契約まですべてオンライン上で完結できる、完全オンラインファクタリングを提供するファクタリング会社が増えています。完全オンラインファクタリングを利用するメリットに関して解説していきましょう。

いつでもどこからでも申し込み可能

完全オンラインファクタリングは、いつでもどこからでも申し込めるというのが最大のメリットです。

ファクタリング会社にとっての顧客は企業であるため、ファクタリング会社の多くは企業が集まる大都市部に集中してしまいます。結果、地方部にある企業はファクタリングを利用するのが難しいという状況になっています。

そんな地方部の企業にとっては、完全オンラインファクタリングは非常にありがたいシステムです。自社にいながらファクタリングに申し込むことができ、現金化まですべてオンラインで完結できれば、もっとファクタリングを利用しやすくなるでしょう。

もちろん、地方部の企業に限らず、大都市部の企業にとっても利用しやすいというメリットがあります。ファクタリングを利用するために時間や手間をかけずに済むのは大きなメリットです。

現金化スピードが早いケースが多い

完全オンラインファクタリングは、ファクタリングの利用を考えてから現金を手にするまでのスピードが早いというのも大きなメリットです。

そもそもファクタリングは、金融機関などからの資金融資と比較すると、現金化が早いという特徴を持っていますが、完全オンラインファクタリングの多くは、即日現金化に対応しています。現金が必要になったそのタイミングで、即現金が手に入るのは大きなメリットでしょう。

手数料が安くなる可能性がある

完全オンラインファクタリングは、そのサービスの性質上大きな事務所を必要としません。企業が集まる大都市に窓口を構える必要がありませんので、まずは事務所の維持費用を大きく抑えることができます。さらに、受け付け業務や契約業務など、業務のほとんどをオンラインで処理するため、人件費も抑えることが可能です。

こうして経費を抑えた分は、顧客サービスに回されます。つまり、通常の対面式のファクタリング以上に、安い手数料相場で契約できる可能性が高くなるということです。

ファクタリングにおける手数料は、利用する企業にとっては純粋な損失となります。手数料が安いに越したことはないため、利用する企業にとっては大きなメリットといえるでしょう。

完全オンラインファクタリングを利用するデメリット

完全オンラインファクタリングには上記のようなメリットがあるのと同時にデメリットも存在します。利用に関してはしっかりとデメリットを把握しておくことが重要です。

そんなデメリットに関しても解説していきましょう。

審査が画一的で通りにくくなるケースがある

ファクタリング契約を結ぶためには、事前審査が必要です。申し込んだ売掛債権が存在するかどうか、またその売掛金が支払われるかどうかを中心に審査が行われます。完全オンラインファクタリングの場合、この審査をAIが請け負うケースが少なくありません。AIを導入することで人件費を抑え、また素早い審査対応が可能になるからです。

AIによる審査は、決して間違えることがなく、信頼できる審査ではありますが、反面審査が画一的になるというデメリットがあります。AIは受け取ったデータを基に、冷静に売掛金の未回収リスクを計算し、ファクタリング契約をするかどうかを判断します。

一方対面式の申し込みで、人による審査の場合、提示されたデータに加え、申し込み企業の状況や取引先の状況を鑑み、ある程度柔軟性のある審査が可能です。対面式の申し込みであれば、審査に通っていた売掛債権が、AIによる審査だと通らないというケースもあるというのが完全オンラインファクタリングを利用するデメリットの1つとなります。

3社間ファクタリングに対応していない

オンラインファクタリングはそもそも3社間ファクタリングに対応していないケースがほとんどです。

3社間ファクタリングは、取引先も含めた3社間で契約をするため、手数料相場が安いという特徴があります。この3社間ファクタリングを利用したいという場合は、完全オンラインファクタリングではなく、対面式で申し込む必要があります。

ファクタリングの利用方法の一部が制限されるというのはデメリットと考えられます。

悪徳業者がいる可能性が否定できない

ファクタリングを利用する場合、注意すべきが悪徳業者の存在です。2024年現在、ファクタリング会社を設立するために必要な資格や、許認可申請などは存在しません。そのため闇金業者等の悪徳業者がファクタリング業者を装っている可能性があります。

また、完全オンラインファクタリングは、実際にファクタリング会社の窓口に行く必要がなく、担当者とも会う必要がない契約方法のため、悪徳業者としてもありがたい契約方法です。

オンラインで現金不足に悩んでいる企業の情報が入手でき、そういった企業を相手に、ファクタリングに見せかけた高利の貸金契約を結ぶことが可能です。また、契約が結べなくても、お金に困っている企業の情報を入手するだけでも悪徳業者にとっては利益になります。

同業他社にお金に困っている企業の情報を売ることで利益が出ますし、そうなった場合、多くの悪徳企業から違法な融資の誘いなどが会社に殺到する事態になりかねません。

完全オンラインファクタリングを利用する際は、悪徳業者ではないことをきちんと見極めて利用することが重要になります。

完全オンラインファクタリングを上手に利用する方法

完全オンラインファクタリングを上手に利用するために、知っておきたいポイントに関して解説していきたいと思います。

複数のファクタリング会社を比較検討する

完全オンラインファクタリングでは、申し込みから審査までは無料というケースがほとんどです。そのため複数のオンラインファクタリングに審査を依頼し、契約条件を提示してもらいましょう。

こうすることで、おおよその手数料相場を知ることができますし、なにより好条件で契約できるファクタリング会社を見つけることも可能になります。

完全オンラインファクタリングは、契約すれば即現金化が可能なスピード感が特徴です。相見積もりをとっても現金化までの時間はそこまでかかりませんので、上手に比較検討して契約する会社を決めましょう。

初めてファクタリングを利用する場合は対面式も

初めてファクタリングを利用する、もしくはファクタリングの利用経験が少ないという場合は、対面式のファクタリングがおすすめです。対面式の場合、目の前に担当者がいますので、ファクタリング契約における不明点や疑問点を質問し、解決しながら契約することができます。

完全オンラインファクタリングでも、担当者とビデオ通話ができるケースはありますので、こうしたサービスも上手に活用しましょう。

初めてファクタリングを利用する企業には、完全オンラインファクタリングと、対面式の両方に対応しているファクタリング会社がおすすめです。ファクタリングに慣れるまでは対面式を利用し、システムになれたら完全オンラインファクタリングを利用しましょう。

口コミなどをしっかりチェックする

完全オンラインファクタリングの会社を探す場合は、口コミ情報や、その会社に関しての情報をしっかりと集め、悪徳業者ではないことを確認してから申し込みましょう。

ファクタリング・完全オンラインのまとめ

近年完全オンラインのファクタリングサービスは増加傾向にあり、今後さらに増えていくことが予想されます。完全オンラインファクタリングは、現金化スピードが早く、手間をかけずに申し込めるというメリットがありますので、今から利用になれておくのがおすすめです。

ただし、悪徳業者の存在や、3社間ファクタリングが利用できないというデメリットもありますので、こうしたデメリットを把握しておくことも重要です。

完全オンラインファクタリングのメリットとデメリットを理解し、上手に活用できるようにしましょう。

最近の投稿

カテゴリー

人気記事

まだデータがありません。

\お電話でのお問合わせはこちらから/

0120-843-075

平日 9:00~19:00

\フォームからのお問合わせはこちらから/

お問い合わせお問い合わせ

24時間いつでも受付ております。
お気軽にお問合わせください。