ファクタリングFactoring

2024.08.20

担当者との関係性が重要!ファクタリング会社との付き合い方

「ファクタリング会社の担当者の態度が悪いんだけど」
「担当者の対応で悪質な会社が見抜けるって本当?」

ファクタリング契約は多くの場合、ファクタリング会社の窓口で、担当者を前に対人式で申し込む形となります。この担当者の対応をみれば、そのファクタリング会社がどのような会社なのかをある程度推測することが可能です。また、担当者と良好な関係性を築くことで、申し込み企業としても大きなメリットが考えられます。

この記事では、ファクタリング会社の担当者との関係性や、悪質会社の見抜き方等に関して解説していきます。

ファクタリングでは担当者との関係性が重要

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、売掛金を入金期日前に現金化するという資金調達法です。近年では、申し込みから契約まですべてオンラインで完結できるオンラインファクタリングも増えていますが、それでも多いのはファクタリング会社の窓口で、対人式で申し込む方法です。

対人式でファクタリングを申し込む際、重要になるのが担当者との関係性です。その理由を解説していきます。

審査が通過するかどうか影響する可能性がある

ファクタリングの大きなポイントは、審査に通過しやすいという点です。とはいえ、100%近い通過率というわけではなく、ファクタリングの申し込み全体のイメージで言えば、通過率は70%程度と言われています。この審査通過率に大きな影響を及ぼすのが担当者との関係性です。

ファクタリングの審査が通りやすい理由は、ファクタリング会社は基本的に、どのような契約条件であれば契約できるかを審査するからです。銀行等の融資審査の場合、自行の定めた契約条件を、申し込み企業がクリアできるかどうかを審査するため、審査通過率は厳しくなります。

ファクタリング会社の中で、特に契約に積極的なのが担当者の方です。担当者の方も毎月の契約ノルマがあるため、できるだけ多くの契約を成立させたいと努力してくれます。契約成立のために重要になるのが審査に通過するかどうかですので、当然担当者の方は申し込み企業の味方となり、審査に通過させようと考えてくれる傾向にあります。

担当者と良好な関係性を築ければ、より高い確率で審査に通過できるようになるでしょう。

継続利用の場合担当者は変わらないケースがほとんど

ファクタリングを1度のみではなく、継続的に利用すると考えた場合、同じ担当者が継続して担当するのが一般的です。継続利用になる可能性がある場合は、担当者との良好な関係性を築いておくのがおすすめです。

ファクタリングの審査は、ファクタリング会社が独自で行う審査です。ファクタリングの契約手数料などには法的な制限がないため、ファクタリング会社が自由に設定できます。審査に関しても、ファクタリング会社がそれぞれの基準を設けて行います。そこで重要になるのが担当者に与える印象です。

ファクタリング会社の審査の流れは、面談を行った担当者から審査担当者に報告が行き、審査が行われる形です。担当者と良好な関係性を築いていれば、この報告で審査に通りやすい報告がされる可能性が高くなります。

また、同じファクタリング会社を継続して利用すると、手数料が安くなるケースがありますが、こうした判断を下す場合にも、担当者の心証が大きく影響します。

担当者はファクタリング会社の顔

対人式でファクタリングを利用する場合、担当者との関係性は、ファクタリングの利用のしやすさという点でも非常に重要です。さらにいえば、ファクタリング会社の良し悪しを見極めるという点でも、担当者の対応は大きなポイントとなります。そう考えると、担当者はファクタリング会社の顔であるともいえるでしょう。

担当者の対応でファクタリング会社の見極めができる

ファクタリング会社において、最前線で顧客対応を行うのが担当者です。ファクタリング会社としても、この担当者の対応ひとつで業績が大きく変わるわけですから、力を入れて社員教育を行い、十分な顧客サービスを提供できるように考えています。

つまり、優良なファクタリング会社ほど担当者の質が高く、優良ではないファクタリング会社は、担当者の質もそれなりということになります。さらに担当者の質が悪い会社は、ファクタリング会社とはいえず、いわゆる悪質会社といえます。

ファクタリング会社自体の質を見抜くためにも、担当者の対応に注目するのが重要になります。

悪徳会社を見抜くポイントのひとつが担当者の対応

ファクタリング会社の中には、いわゆる悪質会社が紛れ込んでいます。過去に闇金業者といて悪事を働いていた反社会的組織が、看板をファクタリング会社に挿げ替えて営業しているケースが少なくありません。

ファクタリング会社の中に、悪質会社が存在する大きな理由は、ファクタリング会社の設立がそこまで難しくないことが影響しています。

仮に貸金契約を結ぶ金融業者を設立する場合、国家資格を取得し、さらに都道府県に許認可申請を出して許認可を受ける必要があります。都道府県から認可された業者に発行されるのが金融業者番号です。

ファクタリング会社は、金融業者のような資格の取得や許認可申請なしでも開業が可能です。金融業者よりも開業がしやすいという特徴があります。

また、闇金業者の手口は、これまでテレビやネット、さらにマンガや小説などで紹介されており、近年では騙される方も減ってきています。闇金業者ではそこまで儲からなくなった反社会的組織が、ファクタリング会社に鞍替えしているのは、まだファクタリングがそこまで浸透しておらず、騙せる余地があるからでしょう。

そんな悪質業者を、担当者の対応から見極めるポイントを解説していきましょう。

担当者が名乗らない・融資契約をすすめる

まずは申し込みをしたタイミングでのポイントです。悪質会社の担当者は、上でも書きましたが、あまりきちんとした社員教育は受けていないケースがほとんどです。そのため、電話連絡をしても名乗り出ないというケースが少なくありません。

悪質会社で働いている方も、自分たちが違法行為をしているという意識があるため、あまり積極的に名乗りたくないという心理状況も影響しているかもしれません。

また、ファクタリングを申し込んでいるのに、融資契約をすすめてくる担当者も疑うべき担当者といえます。ファクタリングではなく、違法金利の融資契約を結ぶのが悪質会社の基本的な手段ですので、融資契約をすすめる時点で怪しむ必要があります。

ファクタリングの名前を使っていても、「償還請求権あり」の契約や、「分割払い可能」な契約は、ファクタリング契約ではなく貸金契約となりますので注意が必要です。

貸金契約は貸金業者登録をしている業者が、貸金業法や利息制限法という法律を遵守したうえで結ばなければいけない契約です。貸金業者登録なしのファクタリング会社は結べない契約ですので、この点は覚えておきましょう。

申し込みや契約の場所が事務所ではない

申し込みや契約の場所として指定された場所が、相手方の事務所ではなく、喫茶店など外部の場合は疑ってかかるべきでしょう。事務所に迎え入れないということは、そもそも事務所がない、もしくは見られては困るという可能性が高くなります。

ファクタリングのような、大きな金額が関係する契約を、喫茶店など外部で行うのは一般的ではありません。事務所以外での契約や面談は疑うべきポイントといえます。

同時に担当者や会社の連絡先が固定電話ではなく携帯電話の場合や、固定電話であるものの、電話をしたら携帯電話に転送されるというケースも疑うべきケースです。

契約内容に関して細かく説明しない

悪質会社の提示する契約は、まず間違いなく違法な内容が含まれた契約です。そのため、悪質会社の担当者は、契約書を持参しない、もしくは持参してもその内容に触れずに、サインを求めてきます。

ファクタリングに関する契約書は、大きな金額が関わる契約です。必ず契約内容を細かくチェックし、不明点や疑問点は解決した上でサインしましょう。不明点や疑問点を質問しても、誠実に答えない担当者とは契約しないことをおすすめします。

ファクタリング・会社・担当者・関係のまとめ

ファクタリング契約は、申し込み企業とファクタリング会社の間で結ばれる契約ですが、そのファクタリング会社の代表者は担当者です。そのため、担当者との関係性は、非常に重要となります。

担当者としっかりとした関係性を築いていければ、審査に通りやすくなったり、契約条件が緩くなる可能性があります。また、担当者を見ることで、そのファクタリング会社の良し悪しも判断できますし、悪徳会社に騙される可能性も低くなります。

ファクタリングを申し込む場合は、担当者の対応にも注目して契約するかどうかを考えるようにしましょう。

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