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2024.04.21

大手ファクタリング会社はおすすめできない?

「大手ファクタリング会社ってどこ?」
「大手ファクタリング会社に申し込むのはおすすめ?」

これからファクタリングを利用しようとしている方の中には、大手ファクタリング会社は知ってはいるけど、どのような特徴があるかは知らないという方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、どういったファクタリング会社が大手で、どのような特徴があるのか?そして利用はおすすめなのか?という点に関して解説していきます。

大手ファクタリング会社とは?

ファクタリング会社を大きくグループ分けすると、2つのグループに分けることができます。

ひとつは銀行などの金融機関、もしくはノンバンク系の企業のグループ会社であるファクタリング会社です。こういった特徴を持つファクタリング会社を「大手ファクタリング会社」と呼びます。

こうした企業のグループ会社ではなく、単独で活動しているファクタリング会社は「独立系ファクタリング会社」と呼ばれ、ファクタリング会社の中心は、こうした独立系ファクタリング会社となります。

大手ファクタリング会社がおすすめな理由

大手ファクタリング会社は数こそ少ないものの、全国展開している会社が多く、どこの企業でも利用しやすいという特徴があります。こうした大手ファクタリング会社がおすすめとなる理由を3点紹介していきましょう。

背景がしっかりしているので安心して利用できる

何よりおすすめのポイントが利用する際の安心感です。ファクタリング会社は、貸金業者ではありません。そのため、貸金業者登録をする必要がなく、比較的開業しやすいという特徴があります。

そのため、いわゆる悪徳業者であったり、信頼性の低い会社も少なくなく、こうしたファクタリング会社と契約してしまうと、大きな被害を被る可能性が否定できません。

ファクタリング会社自体がまだそこまで多くはないだけに、どの会社が怪しいのか判断するのが難しいという現状を考えると、背後にある企業がしっかりしている大手ファクタリング会社は、安心して利用できるという点でおすすめということになります。

ファクタリングの契約は、比較的大きな金額が関わります。そのため安心感は重要なポイントですので、大手ファクタリング会社はおすすめということになります。

手数料が安い傾向にある

ファクタリング契約において重要なのは契約の条件、特に手数料が重要です。

ファクタリングには必ず手数料が発生し、売掛債権の額面金額からこの手数料や契約諸経費を差し引いた金額が現金化されます。つまり、ファクタリングを利用する企業にとって、手数料は売り上げに対する損失となりますので、手数料は安いに越したことはありません。

その手数料が安い傾向にあるのが大手ファクタリング会社です。独立系と直接的な比較は難しい部分もありますが、相対的に見れば、より安い手数料での契約が可能であり、これは大きなおすすめポイントとなります。

全国どこからでも利用しやすい

大手ファクタリング会社はそのネットワークも充実しています。東京や大阪といった大都市だけではなく、比較的多くの地方に窓口を設置しているケースがあります。また、銀行系のファクタリング会社の場合、大手都市銀行だけではなく、地方銀行もファクタリング会社を持っているケースが多く、地元に根付いた営業を行っています。

その地域の事情に精通しているという点で、地元の大手ファクタリング会社を利用するのはおすすめといえます。

大手ファクタリング会社がおすすめできない理由

大手ファクタリング会社は、おすすめポイントもありますが、一方おすすめできないポイントもあります。そんなあまりおすすめできない特徴に関しても説明していきましょう。

2社間ファクタリングに対応していない

すべての大手ファクタリング会社がそうというわけではありませんが、特に銀行系ファクタリング会社は、2社間ファクタリングに対応していません。

2社間ファクタリングとは、ファクタリングを申し込んだ企業とファクタリング会社の2社間で結ばれる契約です。契約に関わるのが2社だけのため、現金化までがスピーディーで、最短即日現金化も可能です。また、取引先に知られることなくファクタリング利用できるメリットもあります。

取引先にファクタリングの利用を知られた場合、ファクタリングを利用するほど経営状態が良くない企業であるという印象を持たれてしまう可能性があります。そうなると、以降の取引に悪影響が出る可能性もあるため、取引先に知られることがない2社間ファクタリングの方が人気があります。

大手ファクタリング会社が取り扱うのは3社間ファクタリングです。申し込み企業とファクタリング会社に加え、取引先も契約に加わる契約方式ですので、取引先にファクタリングの利用を知られることになります。

2社間ファクタリングを希望する企業には、大手ファクタリング会社はおすすめできないという理由のひとつになります。

現金化スピードが遅い

大手ファクタリング会社が取り扱うのは3社間ファクタリングがほとんどです。3社間ファクタリングは、申し込んだ後に取引先に債権譲渡を通知する必要があり、それに承知してもらうという手順が加わります。そのためどうしても現金化まで時間がかかってしまいます。

独立系のファクタリング会社で2社間ファクタリングの場合、多くの場合で2~3日以内、早いところであれば、申し込み即日に現金化できるファクタリング会社も増えています。

急ぎ現金が必要なケースでは、大手ファクタリング会社はおすすめできないということになります。

審査が厳しい

最後に紹介するおすすめできない理由は審査に関してです。大手と呼ばれるファクタリング会社では、審査に時間をかけるケースが多く、審査も厳しくなります。これも現金化が遅くなる原因の一つとなっています。

そもそもファクタリングという資金調達法のおすすめポイントには、審査に通りやすいというポイントがあります。ファクタリングの審査は、売掛金が現金化されるかどうかという点が重視されるため、申し込み企業の財務状況よりも、取引先の信用情報が重視されます。

そのため、審査は比較的通りやすくなりますが、大手はある程度しっかりとした審査を行うため、時間がかかってしまいます。とはいえ、銀行等の融資審査と比較すれば通りやすいのは間違いありませんので心配はいりません。

とはいえ、審査に時間がかかるのは事実ですので、特に急いでいる方にはおすすめできません。

大手ファクタリング会社を上手に利用するコツ

大手ファクタリング会社を上手に利用するためには、どんな売掛債権を持ち込むか、どの会社を選ぶか、どんなタイミングで申し込むかが重要になります。

まずは売掛債権ですが、取引先を意識して選ぶようにしましょう。大手ファクタリング会社では3社間ファクタリングとなりますので、ファクタリングの利用を知られても問題ない取引先、そして信用情報が高い取引先の売掛債権で申し込みましょう。

利用するタイミングは、ある程度資金繰りに余裕があるタイミングがおすすめ。現金化まで1~2週間ほど時間がかかりますので、そのあたりも計算して申し込むのがおすすめです。

最後に利用するファクタリング会社ですが、主要取引銀行の系列はあまりおすすめできません。特にその銀行から融資を受ける予定がある場合は特に注意しましょう。系列のファクタリング会社を利用しているという情報は、銀行にも伝わります。ファクタリングの利用が融資審査に悪影響を与える可能性がありますので注意が必要です。

ファクタリング・大手・おすすめのまとめ

大手ファクタリング会社とは、銀行系やノンバンク系のファクタリング会社です。ファクタリングの特徴としては、手数料が安いというのが大きなポイント。有利な条件で契約できるというのは大きなおすすめポイントです。

ただし、現金化に時間がかかったり、2社間ファクタリングを利用できないケースが多いなど、おすすめできないポイントもあります。

大手ファクタリング会社を利用する場合は、その特徴を理解して、上手に利用できるようにしましょう。

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