ファクタリングFactoring

2023.07.13

ファクタリング会社の見極め!口コミ情報を利用するべき?

手元にある売掛債権を譲渡し、売掛金の早期現金化をはかるのがファクタリングです。
借入金とはならないのが主な特徴です。
自社の信用情報を傷つけずに現金を用意できる、便利な資金調達法として近年注目を集めています。

そのためファクタリング業者は、近年増えています。
しかしファクタリング業者の中には、いわゆる悪徳業者といわれる業者も含まれているのです。

こうした悪徳業者に引っかからないためにも、ポイントとなるのが口コミ情報です。
ネットなどを調べていると、ファクタリング業者の口コミ情報も数多く見かけます。

今回は口コミ情報で見るべきポイント、口コミ情報の上手な活用法などを紹介していきましょう。

ファクタリング会社の口コミ情報は注目すべきか?

ファクタリングを利用しようと考えたとき、最初に行う必要があるのが、ファクタリング業者の見極めです。

ファクタリング業者は都市部を中心に、たいへん数多く存在しています。
ファクタリングを利用するうえで業者選びは非常に重要です。

ファクタリング業者がどのような業者か、どのような契約をするのかといった点を知るには、利用者の声が重要です。
そういった利用者の声が反映されているのが口コミです。
口コミ情報を確認するのは大切なポイントであり、どういった評価であっても口コミ情報は注目すべき情報といえるでしょう。

ファクタリングとは?

まずファクタリングという資金調達法に関する、基本的な情報を知っておきましょう。
どのような流れで契約し、どのような内容の契約をするのでしょうか。
基本情報を知らなければ、口コミで得た情報も有効に活用できません。

まずはファクタリング契約の流れを紹介していきましょう。

ファクタリングの利用を希望する企業は、手元の売掛債権をファクタリング業者に持ち込みます。
ファクタリング業者は持ち込まれた売掛債権に関して審査を行い、問題がなければファクタリング契約に進みます。

ファクタリング業者の提示する条件に問題がなければ契約を締結します。
その後売掛金から手数料や事務手数料を差し引いた現金が、利用企業に振り込まれます。

利用企業は後日売掛金が入金されたら、その売掛金をファクタリング業者に入金して契約が完了です。
利用企業は売掛金の入金日よりも早く現金を手にでき、ファクタリング業者は手数料が儲けとなります。

ファクタリングは欧米を中心に発展した資金調達法ですが、日本国内で注目を集めるようになったのは、比較的最近の話です。
そのため発展途上な部分もあり、近年ではさまざまな契約方法が存在しています。
その点は別の記事で解説していきましょう。

ファクタリングの口コミ情報が重要な理由

ファクタリング業者を選ぶ際には、口コミ情報が重要になります。
ファクタリングではなぜ口コミ情報が重要になるのか、その点に関して解説していきましょう。

法整備が追いついていない

同じ資金調達法として、貸金業者から資金を借り入れるという形があります。
貸金業を行う業者は貸金業者登録を行い、貸金業法という法律で定められた範囲内で、金利を設定して貸し付けることになります。

つまりどの貸金業者を利用した場合でも、契約条件や金利などに大きな差は発生しにくいのです。
口コミ情報もそこまで大きなポイントとはなりません。

一方ファクタリングに関しては専門の法律がなく、手数料に関しても業者ごとに設定している状況です。
業者により契約内容やサービスに関して、大きな差があるのがファクタリングです。
そのため口コミ情報は、重要なポイントになります。

悪徳業者が存在する可能性もある

上記の通りファクタリングに関しては専門の法律がなく、業者の登録も不要です。
つまり誰でもいつでも、ファクタリング業を始められます。
こうした規制のゆるい業界には、どうしても悪徳業者というものが存在してしまいます。

そういったファクタリング業者のよし悪しが一目でわかるのが、口コミです。
ファクタリング業者探しには、口コミ情報を集めるというのが有効な手段になります。

ファクタリングの口コミ情報で注目すべきポイント

それではファクタリング業者を見極めるために、口コミ情報を集める際に注目すべきはどのようなポイントなのでしょうか。
このあたりに関して説明していきましょう。

契約に関する条件に関して

まず重要になるのが、契約内容や契約条件に関してです。
ファクタリング契約には、単純な手数料設定のみではなく、それに付随する条件がいくつか考えられます。
どういった条件がつくのか、この点を知るのは非常に大きなポイントとなります。

注目したいのが「債権譲渡登記」と「償還請求権」の有無です。

債権譲渡登記とは、売掛債権を譲渡したという記録を登記所に登記するかどうかという点です。
ファクタリング契約で登記が義務となっているケースは、比較的多いといえます。

債権譲渡登記を行う理由は、その債権の二重譲渡を防止する意味があります。
しかし登記することにより、誰でも登記情報の閲覧が可能となるのです。
取引先などにファクタリングを利用している事実を、知られてしまうというリスクが発生します。

償還請求権とは、譲渡した売掛債権の売掛金が入金されなかった場合に有効です。
利用企業が、その売掛金を保証しなければいけなくなるという権利です。
この償還請求権が付随されているファクタリング契約の場合、注意しましょう。
もし売掛先から入金がなかった場合、大きな損害を被る可能性があります。
こうした情報は、ぜひ口コミなどで集めておきましょう。

対応した担当者の印象

悪徳業者を見抜くひとつの方法として、対応にあたる担当者で見極めるという方法があります。
とくに違法な条件で契約しようとする悪徳業者の場合、口コミは有効です。
担当者がこちらの質問に明確に答えない、対応が悪いなどのケースも多くなります。

悪徳業者に引っかからないためにも、しっかりと担当者の印象に関しても、口コミ情報を集めておきましょう。

手数料に関して

ファクタリング契約において重要なポイントは、手数料でしょう。
上記の通りファクタリングの手数料に関しては、法的な定めはありません。
手数料に関しては業者ごとに決めているため、業者によって大きな差が出るポイントともなります。

口コミ情報で手数料に関する情報があればしっかりとチェックし、他社と比較するのがおすすめとなります。

ファクタリングの口コミは信頼しすぎないのが吉

ファクタリング業者を見極める場合、口コミ情報は非常に頼りになる情報です。
口コミ情報をチェックするのは、重要であるとしてきました。

しかしこの口コミ情報は、すべてが信用できるわけではありません。
それでは口コミ情報をチェックする場合に、気を付けたい点はどこなのでしょうか。
またそこまで信用できないという口コミのポイントに関して、解説していきましょう。

口コミは自作自演も可能

ネット上などで見かける口コミ情報に関しては、いくらでも自作自演ができるという問題点があります。
もちろんきちんと利用者が書き込んだ口コミ情報も、数多くあるでしょう。
しかしそうではない口コミ情報が存在するのも事実です。

ファクタリング業者を見極める方法は、口コミ情報だけではありません。
口コミ情報に関してはむしろ参考程度と考え、ある程度「ニセ情報かもしれない」と疑いながら、利用するのがおすすめとなります。

最終的には自身の目で判断する

ファクタリング契約は、自社の売掛債権を早期現金化する資金調達法です。
初めてファクタリング契約を結ぶ場合もあるでしょう。
その際はやはり、担当者と対面で契約するのがおすすめです。

百聞は一見に如かずといいます。
100件の口コミ情報よりも、一度自分の目でそのファクタリング業者を見るほうが、より正確な判断ができるでしょう。

ファクタリング自体は初めてではないという方もいます。
しかしそのファクタリング業者との契約が初という場合は、やはり対面での契約が望ましいでしょう。

複数社に見積もりを依頼するのがベスト

ファクタリングを利用しようと考えている場合、現金が急ぎ必要な状況であることも多いかもしれません。
時間がない中でも、よりファクタリングを有利に活用するためには、相見積もりがおすすめです。

気になるファクタリング業者を口コミ情報などで、3つ程度に絞り込みましょう。
あとはその3社から見積もりをとって、そのなかで最も有利な条件を提示した業者と、契約するのがベストです。

時間がないときに、これだけ時間をかけるのは難しいという場合もあるでしょう。
その際はファクタリングを利用する前に、ある程度口コミ情報などをチェックし、業者を絞り込んでおくことをおすすめします。

ファクタリングにおける口コミのまとめ

ファクタリングにおいて業者選びは、大きなポイントとなります。
法整備が追いついていない現状では、業者によってファクタリング計画の内容にも、大きな差が出るものです。
その業者がどういった契約をするのか、どの程度の手数料設定を行っているのか。
これらは口コミ情報などから得るのがよいでしょう。

ただしネット上の口コミ情報などは、いくらでも自作自演ができます。
あまり信頼しすぎるのも危険です。
口コミ情報は参考程度にとどめ、最終的には自身の目で見て判断することをおすすめします。

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